リールのコンディションチェック

ユーザーの方がリールのコンディションを

チェックすることはあまりないと思います。

実際私もユーザーとして自分のリールを触るときは、

ハンドルを回してもスプールが回らないなど、

余程のことがない限りリールのコンディションは確認できていないと思います。

人の命を奪う可能性のある車ですら、

教習所で習う運行前点検を実行している人がどのくらいいるでしょうか。

意外に面白いことに気づきますので、

何かをきっかけにしてリールをチェックしてみましょう。

メンテナンスで毎日送られてくるリールの現状確認として、

Selffishでは15項目の動作確認を行います。

例えばベイトリールなら、

ハンドルをゆっくり回してスプールの回転に違和感がないか、

ノイズは出ていないか、引っ掛かる感じはないか、

重たい感じはないかをチェックします。

これだけでメンテナンスが必要な状態かどうか概ねわかります。

ハンドルを勢いよく弾いてクラッチを切り、

回転をチェックする人がいますが、

あまり異常には気づかない方法だと思います。

それよりハンドルをゆっくり回して

よく見る、よく聞く、

次にファーストリトリーブくらいの速さで回して、

よく見る、よく聞くでOKです。

定期的なチェックを何度か行っているうちに、

違和感がある場合には一瞬で発見できるようになります。

私はこの方法でネジの緩みが分かります。

定期的にやってみて、あれっ?と感じるところがあれば

分解メンテナンスに出してみてください。必ず原因があります。

関連記事

最近の記事

  1. TC-01R(トライアングル)右ハンドル入荷しました!

  2. ダイワ スパルタンIC150Hのオーバーホール

  3. シマノ 20メタニウムXGのベアリングチューン

TOP