ハンドルを回しただけで概ねリールの状態はわかりますが、
それだけではどうしてもは分からない部分があります。
代表的なのがスピニングリールのラインローラー部です。
この部分は当たり前ですが、
ラインが通って初めて稼働する場所ですので、
リール単体でいくらハンドルを回しても,
その性能の低下はわかりません。
大抵のスピニングリールはここにベアリングが入っています。
ベアリングが回転ノイズを発していると、
リトリーブ時にジャラジャラ、シャラシャラと
気味の悪い音がします。
さらに放置しておくと,
ベアリングが固着して回転しなくなります。
すると不気味な音は消え、「ああ、直ったよ」
と勘違いしそうになりますが、その瞬間から糸ヨレが始まり、
くしゃくしゃになった塊がロッドガイドに引っ掛かることになります。
ラインローラーのチェックに非常に良いものを次回ご紹介します。
リール・メンテナンス【selffish セルフィッシュ】
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