本体のメンテナンスの続きです。
次はレベルワインド部ですが、ここはベイトリールの中で
最も汚れやすい場所です。
ラインが拾ってくる泥、コケやアオコなどの汚れが、
ロッドガイドで半分そぎ落とされるものの、
充分な量でレベルワインダーに襲いかかってきます。
また、葦やラインの切れ端なども巻き込んでいることが多く、
構造上異物を取り込みやすくなっていることが分かります。
異物はピンセットで取り除き、ハブラシ・綿棒を使って丁寧に
清掃します。
それからクロスギヤの溝にグリスを筆塗し、両端にオイルを注します。
ついでにレベルワインダーのキャップ内にも注油します。
ここも錆びていることが多い場所ですので丁寧に。
サイドカバー側のレベルワインド端のEリングにもグリスを塗布し、
ハンドルを回転させて馴染ませます。
最後にレベルワインダーの穴を綿棒できれいに清掃します。
レベルワインド部はこれでOKです。
次回はピニオンギヤ部のケアをご紹介いたします。