メンテナンスを楽しむ(スティーズ103H)

本体のメンテナンスの続きです。

次はレベルワインド部ですが、ここはベイトリールの中で

最も汚れやすい場所です。

ラインが拾ってくる泥、コケやアオコなどの汚れが、

ロッドガイドで半分そぎ落とされるものの、

充分な量でレベルワインダーに襲いかかってきます。

また、葦やラインの切れ端なども巻き込んでいることが多く、

構造上異物を取り込みやすくなっていることが分かります。

異物はピンセットで取り除き、ハブラシ・綿棒を使って丁寧に

清掃します。

それからクロスギヤの溝にグリスを筆塗し、両端にオイルを注します。

ついでにレベルワインダーのキャップ内にも注油します。

ここも錆びていることが多い場所ですので丁寧に。

サイドカバー側のレベルワインド端のEリングにもグリスを塗布し、

ハンドルを回転させて馴染ませます。

最後にレベルワインダーの穴を綿棒できれいに清掃します。

レベルワインド部はこれでOKです。

次回はピニオンギヤ部のケアをご紹介いたします。

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