ハンドルノブについて(続き)

ハンドルノブについては、特別に要望がなければノーマル(標準装備)のもので

充分だと思いますが、例えば樹脂のものの場合、年数が経過すると、加水分解し

物凄く不愉快なベタベタ感が出てきます。

この時純正パーツで同じものを取り寄せればよいのですが、またベタベタになると

思うと、あまり買う気になれず、もっと気持ち良いものはないかと探し始めます。

そしてどうせ買うなら100%要望を満たすものをと考えるようになります。

まず材質からですが、細かく見ればもっといろいろな素材に分けられますが、

大きくアルミ・チタンなどの金属系、天然コルク・ウッドなどの木製、樹脂・EVA製

などが一般的だと思います。

金属系のものは、経年による劣化がなく非常に音が良く伝わるのが特徴です。

したがってちょっとした振動や通常とは違うサインが敏感に指に伝わります。

トラウトやメバルなどの繊細なバイトを感じ取ることができる素材です。

次に木製ですが、こちらは触った感じが温かく、非常に高級感があり、

シルキーな巻き心地を楽しむことができます。

重量も比較的軽く、金属系のものほどではありませんが、

感度もまあまあ良いと思います。

最後に樹脂やEVAのものはとにかく軽く、水がついても滑りにくいのであわせで

しくじることが少なく、使いやすい素材です。

どのような釣りのスタイルなのか、どのような釣法をつかうことが多いかにより

絞り込んでいくと選びやすいと思います。

次回は形状についてです。

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