今回はアンタレスDCのオーバーホール依頼です。
「特に不具合はないが、飛距離が落ちた感じと1年間かなり酷使した」とのことで、ベアリング交換一任でのご依頼です。
「飛ばないアンタレスなんて・・・」という囲気でした。
ベアリングを中心にパーツチェックおよび清掃点検を行いました。
レベルワインド部やクラッチレバー周りはきっちり汚れており、酷使ぶりを物語っていました。
回転が悪くなっているベアリングが5個見つかり、交換させていただきました。
当機種は元々トップクラスの飛距離を誇るリールですので、ベアリングが少々回転不良でも他の平均的なリールよりはるかに飛びます。
しかし、使い慣れている方にとっては物足りないものになってきます。
これでスムーズなキャストフィールと本来の飛距離が蘇りましたので、存分にアンタレスの飛距離を堪能してください。