今回はダイワ エアドRT100SHのオーバーホール依頼です。
この機種は、ベアリングが回転不良になりやすく、多くの場合ベアリングが複数個交換になります。
海水浸入による不具合が出やすい機種なので、定期的に内部の点検が必要です。
スペックの高さゆえなので、常にコンディションを整えてあげましょう。
今回ご依頼のリールも、よく手入れされており、内部の状態は良好でした。
塩による腐食や錆びは全くなく、ギヤ・ドラグ周りもきちんと潤滑されています。
しかしベアリングは5個が回転不良です。
マルイカ、カワハギといった手返しの釣りは、休み知らずなので、通常の釣りよりリールの稼働時間が長くなります。
その分消耗パーツの交換時期は早くなります。
リールの不具合に見舞われると、一気に周りの人に釣果でおいて行かれますので、リールの状態が重要な要因になります。