今回は道楽さんのバイトマン77のOHです。
まだ半年ちょっとの使用ですが、定期的なメンテナンスとのことで、かなり大切な相棒のようです。
早速分解しながら、グリスの状態、パーツの状態を見ていきます。
前回のOHからそれほど経っていないので、きれいな状態であろうと思っていましたが、予想に反してかなりの汚れでした。
かなりの頻度で釣りに行っている、それも野池やポンドなど流れのないフィールドが多いようです。
フレームやレベルワインド周りはもちろん、アイドルギヤにも汚れが目立ちます。
メインギヤ、ピニオンギヤのグリスはきちんと残っており、極度な摩耗の心配はなさそうですが、まあまあグリスが黒くなっていました。
ベアリングはノイズも少なく、回転も良好でまだまだ使用可能です。
大活躍のリール、全パーツをきれいに清掃し、再びきれいなグリスとオイルで仕上げていきます。
各パーツの精度の高さにうっとりしながら組み上げていくと、カチッと日本製の精密機械らしく仕上がりました。
2021年05月12日 00:36