至上のベイトリール

至上のベイトリール

多くのリールをオーバーホールしてきて、最も完璧に近いと感じるベイトリールは、シマノ社「アンタレス」です。
同社の様々な技術を結集した傑作品で、現在までに誕生したテクノロジーのほとんどは、このアンタレスを進化させるためのものではないかと思えるくらいのリールです。
98年の初代アンタレスから他の追随を許さない飛距離、巻き心地を誇り、最新機種21アンタレスDCへと進化し続けています。
今もっともおすすめのベイトリールは、「19アンタレス」と、そのほぼすべてを搭載してDCを追加した「21アンタレスDC」です。

19アンタレス

まず、19アンタレスについては、

  1. 究極のシルキーな巻き心地を実現する「マイクロモジュールギヤ」と「HAGANEボディ」 どちらもパーツを触って実感するレベルの重厚感・緻密さです
  2. 力のロスを減らし、力強い巻き上げ力を確保する「インフィニティドライブ機構」
  3. スプールには肉薄化に磨きのかかったMGLⅢ、S3D、サイレントチューンの採用
  4. ダイナミックドラグサウンドによるドラグ音
  5. ハイギヤモデルはギヤ比7.4で、1回転79cmの巻き上げが可能

など飛距離、巻き心地、ドラグ機構などすべてにおいて最上級です。
ただし、淡水専用機種のため、海での使用は避けた方が良く、バスフィッシングが主な活躍の場となります。
唯一の難点があるとすれば、220gという重量で、ロッドがライトなものの場合、もう少し軽いリールの方がマッチするかもしれないという点のみです。
その場合は175gのメタニウムが候補になってきます。
そして、ドラグサウンド以外のすべてを継承し、DCを搭載した海水対応の「21アンタレスDC」

21アンタレスDC

上記に加えて、

  • さらに高精度に進化したNEW4×8DCブレーキを搭載
  • ギヤ比7.8、1回転91cmの巻き上げが可能なエクストラハイギヤXGモデルの追加

海でも使える世界最上位機種といっていいと思います。
この2機種で、ベイトフィネス、渓流ベイトなどの2g以下のルアーをキャストする釣り以外ほぼカバーでき、しかも飛距離、巻き心地の点でもこれ以上のリールは見当たりません。
究極のリールとして、一度は使ってみていただきたい一押しリールです!

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