シェイクスピア アルファ

本日の記録は、オールドベイトリールのケースです。
ハンドル回転時に一定の間隔で重たくなる現象が起こっていました。
当時のリールはキャスト時もレベルワインダーが動く連動型のものが多く、レベルワインド部の汚れ等によって飛距離が著しく落ちることがあります。
このリールもスプールの回転が悪くなっていました。
各部の動作をチェックし、原因がレベルワインド部にあることが分かりました。
原因はレベルワインドパイプのひび割れにより、直径が少し大きくなっていたため、レベルワインダーが右端で若干抵抗が出ていることでした。
ひび割れの原因は経年劣化もありますが、概ね錆びによるもので、日頃の清掃・オイル塗布により防止することができたと思われます。
淡水使用なので大丈夫と思っていても、オールドタックルは価値が高いだけに一層の注意が必要です。
ベイトリールで最も汚れがたまりやすい場所、すなわちレベルワインド周りはいつもきれいにして、錆びが生じないようケアしましょう。

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