シマノ オシアコンクエストCTのクラッチ動作不良

こんにちは Selffishの鈴木です。

はじめに、たくさんの方々に応援をいただいております新しいリールの流通については、下取リールも着々と増えてきており準備が整いつつあります。少しづつですが、当ウェブサイトのオンラインショップにて販売していきます。サポートいただきました皆様のご期待にお応えできるよう引き続き進めていきますのでご期待ください。

今回はシマノ オシアコンクエストCT200HGのクラッチ動作不良です。クラッチレバーが固くなってしまい、上下に動かない状態とのことです。

通常クラッチレバーの上げ下げにより、ピニオンギアがスプールと連結・非連結を切り替える仕組みになっていますが、内部に錆による固着やスプリングの破損などがあるとこの動作が行えなくなります。

スプールと本体の隙間や、メカニカルブレーキキャップの隙間から浸入した海水により、リール内部に錆が発生することで、固着やスプリング破損が起こります。

海で使用する限り塩による被害は避けて通れないのですが、水洗いや注油といった日ごろのメンテンナスで動作不良にならないようケアすることが大切です。特に海水がかかりやすい部分を押さえた効果的なお手入れと、固着しないようにパーツを動かすことで良いコンディションを維持することができますので、ぜひ試してみてください。

今回の不具合については、やはりピニオンギアと支持するベアリングが錆びて固着していました。これによりクラッチレバーを下げようとしてもピニオンギアが動かない状態になっていました。

 

海で使用するベイトリールにおいては、非常に良く起こる不具合で、多くの方々が一度くらいは経験しているのではないかと思います。錆びによりパーツが固着するには全く動かない期間が必要となるため、シーズンオフでしばらく釣行がない冬の期間に良く起こります。今シーズンもスタートするぞという今のタイミングで、リールを出してみると、あれっ?ということになることがほとんどです。

海で釣りをして、1週間くらい経過したときにハンドルを10回転くらいすれば、ほとんどの固着は避けられます。

今週は予定があって釣りには行けないなという時には、ハンドルを少し回してあげましょう。

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