Selffishの軌跡(完)

こんにちは Selffishの鈴木です。

今日は長々とお話ししてきたSelffishの軌跡の最終章です。

応援してくださるお客様のリアルな口コミで、少しずつSelffishの名前を知っていただく機会が増え、「○○さんに紹介されてお願いしてみることにしたよ」という声を耳にするようになりました。特に遊漁船の船長さんや釣具店の店長さんなど、釣りのプロフェッショナルが太鼓判をおしてくれた場合には、強烈な威力を発揮し、たちまち評判が周りの釣人たちに伝播していきました。

さらに、15年前から応援してくれているSelffishの顧問的存在、水辺基盤協会の某スタッフ様のWeb戦略上のご助力により、SNS・ネット上に名前が出てくることが増えていきました。

Webサイトをリニューアルして、Selffishの世界観を表現できるように工夫をしていくと、「ホームページを見た瞬間にここに決めましたよ」というお客様が増え、画像イメージでショップの世界観を伝えることの重要さを痛感しました。

ウェブサイトをリニューアルしてすぐに、某海外の釣具メーカーから、オーバーホール業務の委託のお話が持ち掛けられました。結果的には本国の経営陣がOKしないということで話は途中で立ち消えとなりましたが、「なるほど、ネットだとこういう展開もあるのか」とネットのパワーを肌で感じる出来事が次々と起こっていきます。

累計OH実績25,000台を超えたころ、国内最高級リールメーカー「スタジオオーシャンマーク」様よりオフィシャルの整備機関としてのお話をいただき、本物のオーバーホール技術を学ばせていただくことになりました。実はここでも、同業者でありながら陰でSelffishを推してくれた前出の内田氏の力が働いていました。一度も接したこともなく、ただただ目標としていた近寄りがたいほどの方が自分を推薦してくれたことは大きな驚きでした。

その後も大手企業の提携業務としてOH技術をご提供したり、BASS雑誌や釣り関係のメディアから関連記事の取材をしていただきました。そして、BSフジの名品再生という番組の方の目にとまり、放映してもらうことができました。

名前を知っている方が少なく、ほとんど無名の状態から、突然いろいろな方面からお声がけいただけるようになり、長い間苦しい思いをしてきたことがこのような形で実を結ぶのだという経験をさせていただきました。

振り返ってみて初めて分かることですが、自身の努力とは別に、いろいろな局面でいろいろな方に助けてもらって今に至っているということが良く分かります。

ようやくスタート地点に立つことができた状態ですので、ここからが気を引き締めて臨まなければならないと思います。どのように事業が展開していくのかは分かりませんが、目の前のお客様、仕事にこれまで以上に真剣に向かい、一人でも多くの方からSelffishにお願いして良かったと思っていただけるよう努力していきます。

日々のオーバーホール作業を一つ一つ取り組みつつ、お客様からのご要望が多いものから実践していきたい思っておりますので、お問合せ、メール、SNSのコメントどのような形でも大丈夫ですので、こういうサービスを作ってほしい、こういうパーツが欲しいなどご要望をお聞かせください。

現在取り組み中のものが、昔からご要望の多かった「整備された中古リールの販売」や「オーバーホール技術を身につけたい」、「おすすめのカスタムパーツでチューンナップしてほしい」という声にお応えできるサービスを実施し始めています。きちんとした形になるのはもう少し先になりますが、日々前進していますのでご期待ください。

ようやく歩き始めたSelffishですが、応援いただいている皆様のご期待に応え、成長してきますのでこれからもよろしくお願いいたします。現在のお客様が、将来、「全然売れてない頃から俺が応援してきたブランドだよ」と自慢していただけるくらいの事業にできるよう頑張っていきます。

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