今回はダイワ リョウガBJ 2020PE-HLのオーバーホールです。
クラッチが戻らなくなることがあるとのことです。
最近リョウガシリーズによくある現象なのですが、原因としてはクラッチ部分のパーツの破損によるものです。
経年劣化のせいもあり、ここのところよく目にするようになってきました。
クラッチカムというパーツのクラッチレバーとの接点となる部分が破損してクラッチレバーが斜めになるようになります。
そのまま使っているとクラッチレバーが斜めになるためにレバーの上部が割れてなくなります。
するとさらに斜めになるため引っ掛かるようになり、結果としてクラッチが戻らなくなります。
この現象は第1段階のクラッチカム破損の時点でクラッチレバーが少しガタガタ動き始めます。
ここで気づけばクラッチカムの交換でOKです。
しばらくするとクラッチレバーの上部が破損し、クラッチが戻りにくくなります。
この時点でクラッチレバーの割れた部分に指が触りますので、気づくと思います。
今のところパーツのメーカー在庫があるので大丈夫ですが、クラッチにガタツキが出ているか確認してみると良いです。
もし何か違和感を感じたら、パーツを確保しておいた方が良いかもしれません。
2020年01月29日 01:54