シマノ 19バルケッタプレミアム150DHのギア比変更

こんにちは Selffishの鈴木です。

今回は、シマノ19バルケッタプレミアム150DHのギア比変更です。巻き心地が悪くなったのでセルフメンテしてみたが、良くならないため改善して欲しい、その際ノーマルギアからXGへのギア比変更も一緒にとのご依頼です。

このリールは、2019年に登場したライトゲーム全般に威力を発揮する小型軽量カウンター付きリールです。フォールレバーを新たに装備し、スローフォールの誘いが有効な数々のライトゲームを制するリールに仕上がっています。マイクロモジュールギア、HAGANEボディ、X-SHIPはもちろん搭載し、パワフルかつ滑らかな巻き性能も実現しているモデルです。

内部の状態を見ていくと、グリスもきちんと残っており、まずまず良好な状態です。ノイズが気になっていたとのことなので、ベアリングとギア周りを中心にチェックしていきます。

 

レベルワインド周りも潤滑はされており問題はありませんが、汚れを除去するため、一度すべてきれいに清掃します。そのうえで新しいグリスを再塗布していきます。

 

ギア軸周りのグリスも汚れは出ておらず、ベアリングもノイズを発してはいませんので交換なしでOKです。

わずかなノイズの原因となることがあるローラークラッチは、若干乾いた感じになっていますので、専用のグリスで潤滑します。

ギア周りは若干グリスが汚れており、わずかな摩耗も見られますので、こちらも違和感の原因であったかもしれません。こちらは新品のXGギアに変更となりますので、わずかなノイズは解消されます。

 

ドラグ座金周りの関連パーツはすべて共通でしたので、ドライブギアとピニオンギアの交換で完了できます。

本体カバーにある標記とは一致しませんが、ギア比8.1のエクストラハイギアになりましたので、巻上げのフィーリングがかなり変わっていると思います。わずかな中りも感知する巻き感度になっているので、慣れれば強い味方になります。これで釣果アップが実現できることを祈ります。

 

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