九州から東京まで郵送していただきました!
遠方からのご依頼も、本当に嬉しいです!
ツインパワー2500
05年モデルですが、上位機種は年月を経ても、さすがに高スペックです。
「ハンドルが重くなってしまったので、オーバーホールを依頼したい」
というのが、今回の内容です。
<MISSION!! 完全分解清掃を実施し、ハンドルの重み、不具合を解消する>
到着したリールを早速拝見したところ、ハンドルがほぼ回らない状態でした。
ハンドルの重みの原因究明のために、完全分解の上、全てのパーツをチェック・清掃します。
今回、ハンドルが重くなったのは、クロスギア周りの不具合が原因でした。
こちらは調整を行い、正常な状態に修復しました。
<MISSION CLEAR!?>
組み立て後、ハンドルを回してみると重みは消え問題は解消されました。
が、、、
実は、、、
先ほど分解時にマスターギアとピニオンギアに欠損を発見したため、
仮組みをしてゴリ感の確認をしたのです。
ハンドルを回すと、やはりゴリ感が出ています。
重みは解消され、スムーズな回転が戻ったので、本来のミッションはクリアなのですが、
上位機種であることを考えると、少しもったいない。。
この内容をお客様にお伝えしたところ、
できることならゴリ感も解消して欲しいとのことでした。
では、もう一度分解し、延長戦スタートです!
<EXTENDED MISSION!! 欠損したパーツを交換し、ゴリ感を解消する>
(こちらはSelffishで自主的に提案し、実施させていただいた内容です)
この度は、なんとか不具合箇所の代替パーツを用意し、交換することができました!
<MISSION CLEAR!!>
これで新品同様のシルキーさが戻りました!
後日、お客様にリールをご返却したところ、ご丁寧なお喜びのメールをいただきました