リールの故障の中で非常に多いのが、
クラッチが戻らないという現象です。
ほとんどの両軸リール、ベイトリールには、
ハンドルを回すと切ったクラッチが自動的に戻る機構があります。
キックレバーというパーツがその役目を果たしますが、
これが非常によく破損しています。
プラスチックやアルミでできたパーツですが、
なぜそんなに壊れているのか。
元々このパーツは、クラッチを戻すために必要な力を
考えて設計されていますが、そこに想定以上の力が
かかるために壊れてしまうようです。
それでは想定以上の力が必要なケースとは?
答えは汚れ(塩による固着も含む)です。
汚れや塩による腐食等で、
クラッチを戻すために大きな力が必要になると、
キックレバーへの負担が大きくなり、予定より早く
破損するということになります。
日頃のお手入れを怠ると、不快な使用感を味わう
だけでなく、本来の寿命を大幅に縮めてしまいます。
なんかクラッチの切れが悪くなったなと感じたら、
オイル、ハブラシでお手入れしてみてください。
リール・メンテナンス【selffish セルフィッシュ】
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