よくあるリールの故障

リールの故障の中で非常に多いのが、

クラッチが戻らないという現象です。

ほとんどの両軸リール、ベイトリールには、

ハンドルを回すと切ったクラッチが自動的に戻る機構があります。

キックレバーというパーツがその役目を果たしますが、

これが非常によく破損しています。

プラスチックやアルミでできたパーツですが、

なぜそんなに壊れているのか。

元々このパーツは、クラッチを戻すために必要な力を

考えて設計されていますが、そこに想定以上の力が

かかるために壊れてしまうようです。

それでは想定以上の力が必要なケースとは?

答えは汚れ(塩による固着も含む)です。

汚れや塩による腐食等で、

クラッチを戻すために大きな力が必要になると、

キックレバーへの負担が大きくなり、予定より早く

破損するということになります。

日頃のお手入れを怠ると、不快な使用感を味わう

だけでなく、本来の寿命を大幅に縮めてしまいます。

なんかクラッチの切れが悪くなったなと感じたら、

オイル、ハブラシでお手入れしてみてください。

リール・メンテナンス【selffish セルフィッシュ】
03-6913-2506

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