今回はステラSW6000HGのオーバーホール依頼です。
とても大切にお使いになっているようで、内部の状態も良好でした。
ハンドルの重さとノイズが気になるとのことで、パーフェクトコースで原因をチェック。
ギヤの摩耗はほとんどなく、ギヤノイズは少ない状態のようなので、ベアリングを確認してみます。
原因となるベアリングをいくつか発見しました。
このベアリングノイズがなかなか難しく、ある状態の時だけゴロゴロとノイズを発するものがあります。
通常のチェックでは問題なしとスルーしてしまう可能性があるため、ギヤノイズが出ていないと思われる場合は、特別なベアリングチェッカーを使用してベアリングを入念にチェックします。
大型のスピニングや、ジギング用リールなど強い力でハンドルを回すことが多いリールは、ベアリングに大きな負荷がかかるため、すぐにノイズが出てしまうことがあります。
ノイズが気になり始めたら、ベアリングを交換すると快適な状態に戻ることが多いです。