今回はダイワ エアドRT100SH-Lのオーバーホール依頼です。
非常によく手入れされており、内部は錆びや塩による腐食など全くないきれいな状態でした。
しかしながら、レベルワインド部だけはどうしても塩や汚れでザラザラした状態になります。
ここは水洗いをしてもきれいにできない部分で、水をかけすぎてもよくないので、たまに分解清掃するしかありません。
ラインが引っ張ってきた海水が、レベルワインドで擦れて下に落下すると、ちょうどクロスギヤのカバーにあたります。
そのまま左右に動きながら全体に海水を塗布していきます。
海水が混ざったグリスは、指で触るとちょっとザラザラしていますので、あまり長い間この状態で使用するのは危険です。
とはいえ、そう簡単に削れたりすることはありませんのでご安心を。
むしろ錆びが出る方がダメージとしては大きいので、きっちりグリスでガードしてあげる必要があります。
自分でもハブラシと筆を使ってケアすることができますので、やってみてください。