Selffish式 最適なリールの選び方(2)

Selffishのご常連のお客様に、もしかしてと思うとすぐにフィールドで実践してみる方がいらっしゃいます。
先日もハンドルノブで感度が変わるというお話をした直後に、ハンドルノブを交換して実践していました。
「確かに流れの変化などが以前より良くわかりました」と感想をお聞かせいただきましたが、ここまでは普通です。
ハンドルノブを変えれば感度は変わります。
ギヤを変えれば、巻きとるスピードは変わります。
ドラグワッシャーを変えれば、ラインの出方が変わります。
これは事実なので誰がやっても同じだと思いますが、このお客様の凄いところは、この後釣果を比較していたところです。
従来の仕様のハンドルと新しいノブのハンドルを2本用意し、それぞれの釣果を比較されていたのが印象的でした。

理屈の上では正しいと思っていたことが、実際にやってみるとあれ?ということが自然相手にはよくあります。
特に元々の目的が何だったのかを見失ったときは、判断を誤ることが多くなります。
自分で実践してみて、出た結果をベースに判断するのが一番ではないかと考えています。

巻物はローギヤで、打つならハイギヤで・・・その理屈が「より釣る」ということに対して正しいかやってみましょう。
バラシを減らすためにハイギヤを・・・ばらした数を数えてみましょう。
ハンドル長は長い方が疲れない・・・その結果、より釣れるようになるのか測定しましょう。

ただし、1日や2日の釣果で判断してはいけません。少なくとも3か月くらいは両方を同じくらいの頻度で使ってみて結果を比べてください。
結果が出たならその理屈が自分にとって正しいということ、結果が伴わないなら、何かが違うということになります。
何でも思ったこと、一般論として語られていることは、実際に自分で試して比較検討する、これが釣りです。

ことわざと一緒で、必ずどこかに正反対の主張がありますので、どちらが自分にとっての正解なのか試してみましょう。

なお、この手の議論はすべてリールのコンディションがベストに維持されているという前提で行われています。
ゴリゴリとノイズのするリールで、水中の情報が多くて有利とか言ってる場合ではありません。
まずはリールのコンディションを整え、結果で判断し、より釣れる最強の武器をみつけましょう。
そして、シャー専用のように自分専用の最強リールに仕上げていくのも釣りの楽しみの一つです。

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