今回は、シマノカルカッタコンクエスト51のオーバーホール依頼です。
ハンドルノブの回転が重たいのが気になるとのことです。
全体のOHの中でハンドルノブの回転も見てみます。
カスタムの感じよいハンドルノブが付いていますが、確かに回転が悪く、抵抗を感じます。
座金の調整具合を見てみると隙間調整も適正で問題ありません。
この時点ではノブの回転は良好で、組み上げると重たくなります。
原因はハンドルノブのキャップが内部のナットにわずかに接触していることでした。
抵抗なく回るように調整し、内部の状態を見ていきます。
全体によく潤滑されており、錆び腐食は全くありません。
グリスに若干の汚れが出始めており、ちょうど良いタイミングでした。
全体の汚れを取り除き、防錆処理のうえ、グリスアップ、組み上げしていきます。
隅ずみまできれいな状態になり、完全にリフレッシュしました。