オシアコンクエストCT200HGのオーバーホール

今回はシマノ オシアコンクエストCT200HGのオーバーホールです。
ハンドル回転時のゴリ感が気になるとのことです。
ハンドル回転時のゴリゴリした感じは、多くの場合ベアリングから出ています。
また高速で回転するベアリングほどわずかなノイズが大きな症状となって現れます。
最も高速回転するのは、スプール両軸受けの2個で、次がピニオンギヤ部の2個です。
上位機種になると回転する部分のほとんどにベアリングが装着されていますので、ベアリングの状態が良好な時には非常に軽く、スムーズな動きを見せてくれます。しかし、ベアリングの性能が低下し、ゴロゴロと雑音が出始めると、至る所で雑音が発生し、不愉快な巻き心地になります。
ゴリ感のもう一つの原因がドライブギヤ・ピニオンギヤの摩耗によるノイズです。
こちらはほとんどの場合、肉眼で確認するのは難しいくらいのわずかな摩耗です。
シマノ製のリールなどはギヤの強度が極めて高く、簡単にはノイズが出るほど摩耗することはありません。
ギヤノイズが出るほどの状態になるのは、海水で使用すると発生する緑青というもので、こけが生えるようにギヤの歯に付着します。
これは一度付着するとなかなか落とすことができず、本来ツルツルの金属表面がザラザラになります。
そしてゴリゴリという巻き心地に・・・
グリスが十分に塗布されているうちは発生しませんので、ぜひ潤滑不足になる前にケアしてあげてください。
今回のリールはベアリング(ピニオンギヤ部とギヤ軸部)のベアリングが回転不良でした。
こちらを交換し、ギヤ周りはきっちりとグリスケアして、本来のシルキーな巻き心地が蘇りました。

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