Selffishが教えるリールオーバーホール術(第3回)TOOL編

第3回は六角レンチ、トルクスレンチについてです。

六角レンチといえば、L字型の黒い棒を思い出す方が多いと思いますが、リールの分解においては、このL字型は非常に使いづらいです。リールによってはL型で回すのが難しい位置に六角ネジというケースもありますので、是非とも持っておきたいのが、ドライバー型の六角レンチです。

使う種類は5種類でほとんど大丈夫です。0.89mm(0.9mm)、1.5mm、2.0mm、2.5mm、3.0mmです。

0.89mmはシマノ製スピニングリールのイモネジに使いますが、これがないと分解はできませんので、必需です。

WERAマイクロドライバーセットに入っています。(0.9mmの表示)

1.5mm~3.0mmについては、多くのシーンで使いますが、2.5mm、3.0mmになると結構強いトルクで締めつけてありますので、やわな素材のものを使うとネジをなめてしまいます。六角ネジをなめてしまうと、ほとんど絶望的な状況になります。

これを防止するために、レンチの先端部分が非常に硬いチタン製のものがお勧めです。

次にトルクスですが、こちらは最近見るようになったネジの形状で、車には結構昔から使われていましたが、リールに使われるようになったのは、2012年以降のモデルくらいからです。

このネジの特徴は星形のようなネジ穴で、差込口に近いほど太くなっている形状のため、力を入れてもなめることがほとんどありません。

サイズの表記はT5、T6という表示で、必要な番手は、T5、T6、T8、T10の4種類です。

T5、T6はマイクロドライバーセットに入っています。

カスタムハンドルを取り付けている場合は、T30というサイズが必要になる時がありますが、ハンドル購入時に付属していますので、あまり揃えておく必要はないと思います。

トルクスについては、シマノのステラSWやツインパワーSWの大きめの番手の場合、稀にドライバー型では緩めることができないほどネジ止め剤が効いている場合があります。その時は、L型のものだと緩めることができますので、L型のセットも一つ持っていると安心です。

また、アメリカ製のリールを分解しようとすると、インチサイズのものが必要になりますのでご注意ください。

はじめのうちはオーバーホールしたいリールに必要なものだけを揃えていけば大丈夫です。

次回はプライヤー、ピンセットなど挟むものをご紹介します。

 

 

 

関連記事

最近の記事

  1. Selffishが教えるリールオーバーホール術(第21回)実践編(18ステラ⑤)

  2. Selffishが教えるリールオーバーホール術(第20回)実践編(18ステラ④)

  3. Selffishが教えるリールオーバーホール術(第19回)実践編(18ステラ③)

TOP