二つ目の視点 

こんにちは Selffishの鈴木です。

Selffishの新しいサービス「リレーションサービス」を二つ目の視点、購入者(セカンドユーザー)の立場で考えてみます。

ひと昔前は、中古リールという商品は、現状販売が原則のため、実際に触って、確認してから購入を決めるという流れでした。私が中古釣具店を営んでいた時も、ネットによる通販は現物が確認できないため、恐らくあまり需要が拡大することはないであろうと考えていました。どのような状態であってもノークレーム、ノーリターンが前提の取引なので非常にリスクが高く、よほど信頼のある方の出品でない限り、購入することは少ないと思っていました。しかし、時代の勢いに乗り、ネットによる中古市場は急速に成長しました。

現物を見ずに購入し、調子が悪いものでも文句も言えないという、購入側ばかりがリスクを負う異常な取引が普通に行われている状況の中で、中古リールのトラブルは毎日のように耳に入ります。未使用に近いとか、状態が良いという説明で購入したものの、実際に使ってみるととても使えないというケースが多いようです。このようなケースでは、出品した方も中古で購入していて気づいていないことがあるため、必ずしも悪意があるとは限りません。結局、購入した方が諦めるしかないことがほとんどです。

実際にSelffishでも、「中古で購入したリールで、安心して使いたいので内部のチェックもかねてオーバーホールしてほしい」というご依頼は非常に多いのですが、内部を見てみると正しく組めていないものや、本来あるべきパーツが欠損しているものなど、状態が良くないものがたまにあります。

誰しもこのような悔しい思いはしたくないので、きちんと内部をチェックして、きれいに清掃した中古リールをご提供できれば、安心して欲しかったリールを手にすることができると考えました。

この新サービスは、きっちり整備・清掃したリールをご提供し、その後も大切に可愛がってもらえるセカンドユーザーに繋いでいくシステムになるよう工夫しています。購入したリール本来のスペックを存分に味わい、気持ちよく使えるようSelffishがお手伝いさせていただくサービスです。

しばらくの間は、商品の数も少なく欲しいリールがなかなか見つからないと思いますが、できるだけ増やしていきますので、近い将来にご期待ください。

 

 

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