シマノ オシアコンクエスト300PGのオーバーホール

こんにちは Selffishの鈴木です。

今回はシマノ オシアコンクエスト300PGを2機まとめてのOH依頼です。

このお客様は1年に何度かご依頼をいただきますが、一度に同じ機種を複数台やらせていただいています。

そして、毎回違う種類のリールです。なぜかというと、1年中、旬の魚を追いかけて、時期がくる前にOH、万全の準備をして魚に挑むというサイクルでリールのコンディションを整えているためです。

今回のリールも、夏タチ用に先月のうちに依頼を受けていました。このように定期的にきちんと整備されているので、リールの状態も極めて良好です。

オシアコンクエスト300PGを2台で、どちらも汚れたグリスを落とすと、新品パーツのようにきれいになります。

当然ギア周りの摩耗も少なく、良好な状態を維持しています。このタイミングでグリスアップしますので、さらに良好な状態が持続するという健康で長生きコースをたどっています。

ボディには海水使用のリールなら必ずと言っていいほど散見される塩ガミや錆び・腐食も全くありません。

レベルワインド周りも気持ちよいほどきれいな状態になります。

 

ドライブギア、ピニオンギアもきっちり元々の状態を保っており、ギアノイズはほとんど感じません。

 

ギア軸周りも錆びも塩ガミもありませんが、ベアリングだけ若干ノイズを発していますので、交換しておきます。

本体カバーにも気になる点はありません。念のため塩に負けないよう防錆処理しておきます。

消耗パーツや汚れの具合から見て、恐らく1日の釣りの中でも、複数台を状況の変化に応じて使い分けているのではないかと思います。靴にこだわる方が同じものを2足持っているのに似ていますね。結果的に良い状態で長持ちさせる使い方のようです。

経済的にゆとりがあれば、ぜひ真似してみたいと思いますが、なかなかそうはいかず・・・です。

 

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