リールのドラグ性能が価格とリンクしている
ということは前回お伝えした通りです。
3万円のものと5万円を超えるものの差は、
ドラグ性能以外ないのではないかというくらい
他のパーツには大した差がないように思います。
では、なぜドラグ性能がそれほど重要なのか実釣の観点からみると、
恐らく間違いないであろう事実は、
細いラインの方が食いが良いということ。
大物に備えていつも20号を使っている漁師さんも
「今日は食いが悪いから12号にするべ」と言うし、
トーナメントシーンでも、4LBラインを2.5LBに下げるとバイト数は倍増しました。
獲れるかどうかは別として、
「細いラインの方が食いが良い」というのはどうも経験上正しいようです。
なぜか?
ラインを見切るという方もいますが、
4LBを見切るならば2.5LBも見切るでしょうし、
視力が良いといわれる魚やイカでも人間よりはよく見えないようですから、
ラインが見えるというよりラインに引きずられる餌、
ルアーの不自然な動きを見切っていると私は思っています。
そして、ラインを極限まで細くできるのが
このドラグ性能の優れたところです。
もちろん相手が何なのか、
ロケーションがどうなのかで細くできる限界が違ってきますが、
周りの人より少し細いラインを使えるというアドバンテージは大きいと思います。
リール・メンテナンス【selffish セルフィッシュ】
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