メンテナンスを楽しむ(カルディアKIXドラグ部)

今回はスピニングリール(カルディアKIX)のドラグ部をケアしてみましょう。

最近はダイワのATDなど、超高性能ドラグシステムが当たり前になってきました。

使い方に難しい点があるようですが、マスターすれば大きな武器になります。

今回はそのようなトップアングラーの話ではなく、日頃メンテナンスをしていて気づく

ドラグが正常に作動していない状態のリールを救出する方法です。

Selffishでは工具を使用しての分解はお勧めしておりませんが、

スピニングリールのドラグ部については、異物が入り込み汚れやすいため、

定期メンテナンス毎では足りないことや、ピンセットさえあればできるケアなので

ご紹介いたします。

まず正常に動作していないというのはどういう状態なのか。

ドラグ内が乾いてカラカラの状態で、砂利など異物がたっぷり混入している状態。

これが最も多いです。

この状態の場合、ドラグワッシャーが座金にへばりついていて、スムーズなラインの

出は全く期待できません。

ATDのような超スペックなものではなくても、

せめて普通にドラグが動作する状態を確保することが重要です。

また、スタンダードクラスのリールは最新のものでない限り、それほど難しい構造には

なっていませんし、取扱いもそこまで神経質にならなくても大丈夫です。

最上位機種には一部バネが入っているものもありますのでご注意ください。

必要なものは、ピンセットとドラグワッシャー用グリス、綿棒・ウエス等です。

次回から作業開始します。

関連記事

最近の記事

  1. TC-01R(トライアングル)右ハンドル入荷しました!

  2. ダイワ スパルタンIC150Hのオーバーホール

  3. シマノ 20メタニウムXGのベアリングチューン

TOP