本日の記録は、ソルティガZ20のスプール軸から出るノイズです。
この機種のメカニカルブレーキは金属の棒をスプール軸に押し当てることで、スプールの回転に抵抗をかけてバックラッシュを抑えるという構造になっています。
最近のベイトリールは補助ブレーキシステムが優れているため、メカニカルブレーキはあまり使用しないようになりました。
しかし沖釣りで重たいメタルジグを落としてシャクリを繰り返すような釣りでは、メカニカルブレーキはきっちり活用されています。
200gを超えるような重めのジグを多用する場合は、メカニカルブレーキのかけ方もしっかりとした圧力になるため、スプール軸との接点部分に大きな負担がかかります。
画像の部分はメカニカルブレーキをかけるための金属棒がスプール軸のセンターを研磨し、穴ができてしまっている状態です。
この穴の周りにはバリが出来上がっており、ピニオンギヤとの連結が中途半端になるため、ハンドル回転時に変な異音が出るようになります。
ピニオンギヤのダメージもありますので、このような釣りに使っているリールはたまにスプールシャフトとピニオンギヤの連結部分をチェックすると良いです。