今回は東京湾奥でシーバスフィッシングを楽しむアングラーのリールです。
外海での使用に比べればいくらか塩による被害は少ないフィールドに思えますが、お手入れを忘れると一撃で調子が悪くなってしまいます。
シマノ製上位機種であるこのリールは、元々海水面で使用するために作られたリールで、防水・防錆に対する工夫は十分に講じられている機種。
しかしながら、フィールドで使用しそのまま車の中で1週間置いてしまっただけで、翌週にはハンドル回転がゴリゴリに・・・
内部を分解してチェックするとやはりベアリングが回転不良になっていました。
内部のグリスの状態は非常にきれいで海水分の浸入など全く感じられないのですが、リールの内部と外部の境目にあるドライブギヤ両軸受けとピニオンギヤ部ベアリングがやられていました。
ベアリング交換し、すぐにシマノ製上位機種らしいシルキーな巻き心地に戻りました。
油断は禁物です。