ハンドルが付いている棒のこと

画像は古いものから最新のものまで、ベイトリールには必ず1本存在するパーツです。
分かりやすいのでハンドル軸とかハンドルシャフトと呼ぶことがありますが、本当はギヤ軸という名前のパーツです。
つまりハンドルを取り付けるための軸ではなく、メインギヤを回すための軸です。
この軸が両軸リールの中心的存在で家で言えば大黒柱に相当するパーツです。
外から受けた水分を中まで誘導するのもこの軸になりますので、当然錆びや腐食の被害が多いパーツになります。
最も多いのはのもとについているベアリングの回転不良です。
水分を呼び込む上にハンドルは力いっぱい回されるため、センターを確保するのに相当な力を受けます。
ベアリングにかかる負荷の大きさから言えばスプール両軸受け以上になることが多いと思います。
特に力勝負となるジギングや石鯛リールはダメージが大きいので、大抵回転不良になっています。
オーバーホールのたびに交換になるパーツの代表格です。
このベアリングがやられていると、ハンドルを回した時にゴロゴロとノイズが発生します。
錆が出ているとパワーに負けて破壊されていることもあります。
日頃のケアでどうにかしてあげられないかと思いますが、分解しない限りケアできません。
せめて定期OHまでの間に錆が出ないようオイルやグリスでメンテナンスしてあげましょう。

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