ABUアンバサダー10000CLのオーバーホール

今回はABUアンバサダー10000CLのオーバーホール依頼です。
ハンドル回転時のゴリ感が気になるとのことです。
確かに動作確認するとギヤノイズとカラカラというノイズが目立ちます。
早速内部を見ていくと、ギヤ周りに錆が出ており、グリスによる潤滑効果はほぼない状態です。
ギヤの歯にもさびが出ているため、ノイズが大きく出ているようです。
ベアリングやスプール部には錆びは出ておらず、ギヤ軸周りに海水が浸入した感じです。
錆び、腐食をできるだけ落とし、グリスアップしていきます。
グリスは若干稠度の大きいものを使用し、できるだけギヤノイズを抑えるようにします。
このまま錆びを放置しておくと、ギヤの歯が破損し、大物との対決は不戦敗ということになります。
錆びが出ないよう常にグリスを切らさないことが重要です。

関連記事

最近の記事

  1. シマノ スティーレ101HGのハンドルガタツキ

  2. ABU AMB1600の巻き上げ不良

  3. ダイワ ジリオンTWHD1000のゴリ感

TOP