レボBIGSHOOTERコンパクトLのオーバーホール

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今回はABUレボBIGSHOOTERコンパクトのオーバーホール依頼です。
他にもレボLT、アルデバランBFSを同時にご注文いただきました。
ご釣友からの紹介とのことでとても嬉しいです。
ご紹介くださったお客様、それを受けてアクションしてくださったお客様、感謝いたします。
さて、このビッグシューターについては、4~5年使用とのことでしたが、お手入れも良くされていて、とても大切にされていることが見てとれます。
海水での使用もあったとのことですので、海水の混入による被害がないか確認しながらOHしていきます。
レボシリーズで良くあることですが、海水で使ってしばらく経過すると、本体カバーのジョイント部に塩による固着が生じます。
このリールも同様で、この部分が塩でか固まっていました。
ハンドル・ドラグを取り外し、本体のネジをすべて外してもカバーが取れないという状況になります。
取り忘れているネジがあるかのようにカバーが取れません。
この場合、本体の下側から薄いプラスチックの板で少しずつ隙間を広げていきます。
ボディ上部のジョイント部が固着していますので、オイルを注しながら少しずつ広げていきます。
少し隙間ができれば簡単に取り外すことができます。
内部の状態はきれいで、当時のグリスが若干硬くなり残っていました。
すべてきれいに除去し、防錆処理、新しいグリス、オイルで仕上げました。
ギヤの歯も摩耗は少なく、良好な状態でした。
汚れの溜まりやすいハンドルノブ内もきれいに清掃・オイルアップし、作業完了です。

2019年12月03日 09:03

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