シマノ 04ステラ2500Sのガタツキ感

こんにちは Selffishの鈴木です。

今回はシマノ 04ステラのオーバーホール依頼です。

ハンドルを回したときに感じるシャリ感を改善してほしいとのことですので、ギア周りと関連するベアリングを重点的にチェックしていきます。

当機種については、ギアなどの純正パーツがすでにメーカー在庫なしの状態なので、ベアリング以外のパーツ(ドライブギア、ピニオンギア、ウォームシャフトなど)は交換できません。グリス調整によりできるだけ良い状態に整えていく感じになります。

分解前に現状確認をしますが、このリールについてはゴロゴロした感じに加え、若干ガタツキがありますので、そこも併せてチェックしていきます。

メーカー在庫がないドライブギア、ピニオンギアの状態が心配だったのですが、この年代のものとしては極めて摩耗が少なく、良好な状態です。この状態ならグリス調整でかなりシルキーな仕上がりにできると思います。

 

若干感じたガタツキについては、ギアのシム再調整などのケースもありますが、経年により症状が出やすいのが、摺動子のネジのゆるみです。

15年以上前の機種で、メーカーのオーバーホールにあまり出していないリールは、このネジが緩んでいることが多く、危険な状態になっています。

何が危険かというと、このネジのゆるみによって摺動子自体がガタガタするため、シャフトを上下に動かすウォームシャフトとの連結部分に生じる遊びが次第に大きくなってきます。その状態でビッグフィッシュと戦ったりしてスプールに負荷が掛かった状態でオシュレートさせると、ウォームシャフトの溝から外れてスプールが上下しなくなります。ガリガリという鈍い感触とともにウォームシャフトの破損、摺動子の破損という事態になります。

これは、気が付かなければ、あるいは気づいても放置しておけば、必ずたどる道ですので、純正パーツの供給が終了している年代の機種は修理不能となります。

スプールを掴んで優しく前後に動かしてみるとギアの溝の幅(2mm程度)だけ動くのが正常な遊びですが、摺動子のネジが緩んでくると、倍くらい動きますのでガタガタした感じが強くなります。

この状態になったらネジのゆるみチェックをしてもらってください。

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