メンテナンスを楽しむ(シーボーグ300MJ-L)

今回は電動リール、シーボーグのメンテナンスです。

お客様から毎年多くのご質問をいただくのが、電動リールのお手入れ方法です。

電気部分がある機械であるため、ある意味スマホやパソコンに近い感じもあり、

水洗いということに抵抗を感じ、不安になるのは私も同じです。

釣行後のメンテナンスは一番安全なメーカー推奨の方法をベースに行います。

まずラインをレベルワインドより内側に巻き込む場合は、

例の四角いテープをラインの先端に付ける方法(スティーズ103Hの第1話参照)で、

後々ラインが交差するというトラブルのないよう処置します。

電動リールと言えば沖釣りで使用するリールであるため、

使用後は海水分の付着が必ずあります。

また多くの場合コマセを使うため、生ものによる汚れも付着します。

そのまま放っておくと大変な悪臭を発し、家族より使用禁止令が出されます。

メンテナンスの最初は水洗いです。

メーカーの取説を見ると、水洗いOKなので中性洗剤を使って洗い流しましょう、

と書いてありますが、ここで誤解してはいけないのが、取説のイラストをよく見ると、

リールの真上からしか水をかけていません。

乾かす時もリールは常に上を向いています。

つまり水洗いOKとはいっても、リールを逆さまにして下から水をかけたり、

シャワーで下から車の洗車機のようにかけたらだめということです。

ちなみに取説では水の中にリールごと浸すことに禁止マークがついています。

それと30度以下の冷水で洗うことも記載されています。

Selffishおすすめの水洗いは、

リール上部より、シャワーで雨に打たれるように冷水で洗い流すこと。

そのときドラグやメカニカルブレーキなど締められる部分は締めておくことと、

スプールの奥に汚れを見つけても、シャワーで深追いしないこと、

がキモであると考えています。

ちなみにリールの真上から見て明らかに水が入りそうな隙間には、

シャワーをかける前にテープなどでカバーしておくと安心です。

続きは次回です。

関連記事

最近の記事

  1. TC-01R(トライアングル)右ハンドル入荷しました!

  2. ダイワ スパルタンIC150Hのオーバーホール

  3. シマノ 20メタニウムXGのベアリングチューン

TOP