今回はダイワTDイグニス2506C3台のオーバーホール依頼です。
初代イグニスはデジギヤになる前の機種なので、当店で完全分解対応可能なリールです。
状態はどうかと動作確認してみると、潤滑不足になっているようです。
内部のグリスが汚れて劣化すると充分な潤滑ができなくなり、乾いた感じのフィーリングになります。
内部のパーツを一つずつチェックし、きれいにグリスアップしていきます。
特に金属が摩擦する場所のグリスは、黒くなり徐々に鉄粉を含んでくるため、摩耗に拍車をかけます。
きれいなグリスで十分に潤滑された状態を維持すると、金属の摩耗が抑えられ非常に長持ちします。
すでにパーツの入手が困難なオールド系リールなどは特にグリスの状態をまめにチェックしてあげてください。
2019年11月22日 17:09