小型プライヤー
こちらもやはりどのリールにも必要な工具で、適しているものとそうでないものがあります。
ホームセンターに行くと非常に安いものから、ある程度の価格のものまでたくさんの種類のプライヤーを見ることができます。
どれでもよいかというと、そうでもなくて2~3点注意が必要です。
まずは先が細くて狭いところでもパーツをつかむことができるもの。
一般的なホームセンターで販売しているものの中では、一番小さいものを選ぶことになります。
先端が長くなっているものもありますが、力を入れると先端がぶれるので、Eリングやバネなどはすぐにどこかへ飛んで行ってしまいます。
したがって、小さくて先が細く短いもので、狭い所へもある程度入れることができる形状のものがベストです。
次に、閉じたときに先端に隙間ができないもの
これはバネの軸をつかんで、曲げながら穴に入れるなどという場合に、隙間ができるプライヤーでやると何度でも飛んでいきます。顔に当たったりすると大けがをしますので、安全のためにも重要なポイントです。
3回くらい飛ばすと、怒りを通り越し、精神的にもダメージが大きいです。
3つ目がギザがないフラットな挟面であること
これは棒状のものをつかんだりするときはギザ付きの方がパーツが逃げなくて良いのですが、致命的な傷がついてしまうことがあるからです。
渾身の力で挟めばフラットなものでもパーツに傷はつきますが、適度な力で掴む分にはパーツに傷がつきにくいです。
よくあるのが、棒状のパーツをスライドさせて取り外す場合で、このタイプなら無傷でいけます。
安くて良いものを求めて、かなりの数のプライヤーを購入しましたが、結局ここに落ち着きました。